なぜ「あそび」なのか?

名刺交換をするとほとんどに人に言われるのが「なぜあそびの会社なんですか?」「何をするの?」です。

人から「なぜ 」 「何をするの?」 とか言われると20年後はブレイクすると感じます。これは私が過去に言われ続けた言葉だからです。


ビデオの業界からコンピューターのネットワークの世界に入った時にも言われましたが一番言われたのが1997年に元アップルの ビル・アトキンソン が作ったゼネラルマジックの端末(MagicLink)の実証実験Paseoを浜松に誘致したときです。


東京は雑誌やイベントでのユーザー募集でしたが、私はその実験を行うにあたり女子高生から主婦、そして飲み屋のお姉さんにまで端末を配り(とは言っても毎月2,500円の利用料+電話代を利用者個人が負担)どのように使われるのかを想定して実験を行いました。
大学の先生からは「こんな弁当箱よりで大きいもの持ち運ぶの大変でしょ。」とか「ネットにつなぐだけでも大変だよ。 」(当時はダイアルアップでネット回線に接続。グレーのISDN電話でないと接続できない時代でした。)と言われ失敗するのが当たりまえという評価でした。
事実日本国内で実証実験に入る前にアメリカ国内でその端末のサービスを行っていたAT&Tはサービスを終了し、国内で実験を行うNTTファン企画(NTT、ソニー、AT&Tが合弁で作った会社)も失敗しましたという報告を行う予定でした。
行った実験の内容は別投稿にしますが、浜松での実験は大成功でした。
東京、大阪のユーザー数よりも1/3以下の人数なのに基地局へのアクセス数は両方を足したものより2倍以上だったのです。
その結果の分析はあるサービスの開始の基礎データになりました。
当初この実験を非難した先生の指導教授からその資料を見せられました。(余談ですがその教授が大学を退官する際のパーティへ呼ばれたのは大学関係者は教え子以外は私だけでした。)私が誘致し中心となって行った実験は花開いたのです。

そしてその技術やサービスは現在のスマートフォンへと受け継がれているます。私はスマートフォンの時代が到来することをいち早くつかんでいたのにその実をつかみ損ねたのです。乗り遅れた時に反省しました。なぜ自分の信念を信じそれに沿って活動しなかったのか?今「あそび」の会社を作って活動しているのは次の時代の先取りです。そしてその実感を今感じています。

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